主要米国販売は堅調、計画及び配当予想引き上げはポジティブも不透明感強まる
<投資評価は「2」へ引き下げ、先行き不透明感強まる>
25/3期3Q累計(4-12月)決算は営業利益横ばいも、主要米国市場の小売販売台数で29カ月連続での前年超えを達成したこと、競争環境激化により販売奨励金が嵩む中で為替影響によるプラスがあったとはいえ10%台の営業利益率を確保したことなどが評価できる。また、通期営業利益計画の上方修正、並びに年間配当予想の増配がポジティブである。更には、25/3期TIW予想PER6.1倍、実績PBR0.73倍などの株価指標面にも割安感が強い。ただし、足元で国内工場操業一時停止に伴う来期業績への影響に加え、国内からの輸出が多い中で関税や為替などの先行き業績に対する影響に不透明感が足元で強まっており株価の重しに当面なるとTIWはみるため、投資評価は一旦、「2」(中立)へ引き下げる。
"・・・(高田 悟)
アナリスト見解(アナリスト・インプレッション)も含めたTIWレポート詳細をご覧になりたい方は、弊社レポート提供先までお問い合わせ下さい。https://www.tiw.jp/report/"
2025年03月05日 掲載