9月21日に総括・検証「TIW モデルポートフォリオ」の4年8ヵ月というレポートを出しています。
TIWモデルポートフォリオのパフォーマンスは、2011年暮れから2016年9月20日現在までに+203.91%(約3倍)でした。年率換算すると+26.4%です。ちなみに同期間のTOPIXを相対(=TOPIXを100とした場合)で167.13でした。
現在進行中の銘柄以外(既に除外した銘柄)の96銘柄について検証しました。絶対パフォーマンスでは61勝35敗=勝率63.5%。
TOPIX相対では、51勝45敗=勝率53.1です。
現在進行中の銘柄以外(既に除外した銘柄)の96銘柄について検証しました。絶対パフォーマンスでは61勝35敗=勝率63.5%。
TOPIX相対では、51勝45敗=勝率53.1です。
こうしてみると勝率は5割を少し超えるくらいで大したことはありません。
では、勝率がそれほどではなくて何故、高いパフォーマンスが得られるのでしょうか?
では、勝率がそれほどではなくて何故、高いパフォーマンスが得られるのでしょうか?
相対パフォーマンス51勝の内、+50%超であったのが12銘柄、その内の4銘柄が+100%超でした。他方で、−50%を超える銘柄はゼロ、−20%を超える銘柄が12銘柄でした。
高いパフォーマンスが出ているのは、全体の1割の大きく勝った銘柄があることと、マイナスが或る程度限定されていることです(もっと、リスクコントロールが必要ですが・・・・)。
高いパフォーマンスが出ているのは、全体の1割の大きく勝った銘柄があることと、マイナスが或る程度限定されていることです(もっと、リスクコントロールが必要ですが・・・・)。
これは高い勝率を求めないことが実は重要な要素です。
高い勝率を求めると・・・・
1)目先的に上昇トレンドにある銘柄を追いかけがち=下落リスクが高い。
2)銘柄を絞り込みすぎる=チャンス・ロスが大きい
3)誰が見ても良い銘柄を選択しがち=既に織り込み済みのケースが多い
一定の分散を行いながらリスク過敏症に陥らないことが肝要です。
高い勝率を求めると・・・・
1)目先的に上昇トレンドにある銘柄を追いかけがち=下落リスクが高い。
2)銘柄を絞り込みすぎる=チャンス・ロスが大きい
3)誰が見ても良い銘柄を選択しがち=既に織り込み済みのケースが多い
一定の分散を行いながらリスク過敏症に陥らないことが肝要です。
さて、TIWモデルポートフォリオでの銘柄選択のポイントですが、主には次の3つです。
1)妥当なバリュエーションを考える
2)業績モメンタム(短期的な減益を含めて)を理解する
3)ビジネスモデル(収益の堅牢性)を考慮する。
検証レポートには全銘柄のパフォーマンスをグラフで表示しています。マネックス証券をはじめ、TIWのレポート提供先証券会社でご覧下さい。
1)妥当なバリュエーションを考える
2)業績モメンタム(短期的な減益を含めて)を理解する
3)ビジネスモデル(収益の堅牢性)を考慮する。
検証レポートには全銘柄のパフォーマンスをグラフで表示しています。マネックス証券をはじめ、TIWのレポート提供先証券会社でご覧下さい。
「TIW モデルポートフォリオ」は、TIWで取り上げている日本株銘柄から10?20銘柄の範囲でピックアップした仮想ポートフォリオです。毎月月初に月間成績を公表しているほか、銘柄入替を随時オープンに公開しています(完全リアルタイム・ガチンコです)。
パフォーマンスの測定は、組入れ全銘柄を均等投資し、銘柄を入替る際にはリバランスを行ったと仮定しています。計算上簡便化するために配当金・売買手数料は考慮していません(考慮した場合は年率2%前後パフォーマンスが向上すると推測されます)。
パフォーマンスの測定は、組入れ全銘柄を均等投資し、銘柄を入替る際にはリバランスを行ったと仮定しています。計算上簡便化するために配当金・売買手数料は考慮していません(考慮した場合は年率2%前後パフォーマンスが向上すると推測されます)。