メニュー

アナリストコラム一覧

アナリストの知識や経済・業界動向、活動の中で感じた問題意識など幅広い視野でとらえた情報を不定期に『アナリストコラム』を通じてお客様にお届けいたします。

  • 2023/01/24
    • NEW
    次回FOMCに波 乱は見込まれず、暫しのユーフォリア -藤根靖昊-
    注目された17-18日の日銀金融政策決定会合では、物価上昇率見通しが小幅に変更(上昇)されましたが、緩和縮小は見送られ、長期金利上限は0.5%が維持されました。次期総裁人事やイールド・カーブ・コントロール(YCC)の終了などが今後も市場では議論されると思いますが、次回会合(3/9-10)の頃までは市場を大きく揺るがすことはなさそうです。 米国市場は18日に...
  • 2023/01/23
    • NEW
    貿易赤字を憂いる必要はない -塚崎公義–
    ■昨年の貿易収支は20兆円の赤字 ■貿易赤字は家計簿と似ている ■輸出企業の現地生産は歓迎すべき動き ■エネルギー自給率は高めたい ■日本国のFIREに近づいていくかも (本文) ■昨年の貿易収支は20兆円の赤字 昨年分の貿易統計が発表され、貿易収支が20兆円という巨額の赤字になった事が話題となっているようだ。かつて日本は巨額の貿易収支黒字を続...
  • 2023/01/17
    中国が2023年の台風の目となる -藤根靖昊-
    12日発表の米消費者物価指数(CPI・12月・前年同月比)は、11月の+7.1%から+6.5%へと市場予想通りに低下しました。ただし、ガソリンや中古車価格などの下落の影響が強く、サービス価格の低下は大きくないとの見方もあり、現段階で金融当局が政策変更を検討するまでには至らないと考えられます。 CPI発表後には「この先は0.25%ポイントの幅で政策金利を引き...
  • 2023/01/11
    2023年も当面は難しい相場環境が続く見通し -藤根靖昊-
    年明けから大分たってしまいましたが、(新年最初のメルマガですので)皆様、新年あけましておめでとうございます。 さて、1月4日に公表されたFOMC議事録要旨(昨年12/13-14)において、当局者が予想する今年の利上げ回数は中央値で3回、タカ派では4回であることが明らかとなりました。また、「23年中の利下げを想定する参加者は一人もいなかった」と明記され、FR...
  • 2022/12/27
    “成長”するということの意味!について思うこと -藤根靖昊-
    今回はいつもとは嗜好をかえて日頃から感じていることを書かせていただきます。 やや長文で失礼いたします。 今年も残すところ僅かとなりました。2月のロシアによるウクライナ侵攻や米FRBの利上げなど、株式市場にとっては厳しい1年ではありました。主だった日本株投信の多くがTOPIXを下回るパフォーマンスで終えそうですが、皆様の運用成績はいかがだったでしょうか? ...
  • 2022/12/23
    来年の日本経済は、米中の影響で軽い景気後退に -塚崎公義–
    ■米国は金融引き締めで不況に ■中国経済は失速するかも ■中国経済の失速は悪い影響ばかりではなさそう ■国内要因は特に見当たらず (本文) ■米国は金融引き締めで不況に 米国は、インフレに苦しんでおり、金融が引き締められている。それによって景気は減速の兆しを見せており、来年には景気後退が免れないだろう。もっとも、すでにインフレは沈静化する兆しを見...
  • 2022/12/20
    風雲急を告げる、日銀変動許容幅0.5%へ -藤根靖昊-
    まさに“風雲急を告げる”という一日でした。 日銀は19-20日の金融政策決定会合において、従来0.25%程度としてきた長期金利の変動許容幅を0.5%に拡大することを決定しました。長期金利は足元では変動幅(0.25%)上限で推移していたため、日銀の買い入れ額が膨らんでいました。19日に日銀が公表した資金循環統計においては、9月末の日銀による国債保有残高は時価...
  • 2022/12/13
    米CPI発表とFOMC通過で一旦悪抜け! -藤根靖昊-
    前週のNYダウ工業株は週間で953ドルの下落となり、9月下旬以来の下げ幅となりました。5日発表の11月のISM非製造業指数は低下を見込んでいた市場予想(53.3)に対して56.3と前月(54.4)より上振れたことや、9日発表の11月の米卸売物価指数が前月比+0.3%と市場予想(+0.2%)を上回ったことなどから、FRBの引き締め姿勢が続くとの見方が強まったこ...
  • 2022/12/06
    12月のFOMCまでは株式市場は下げる確率が高い -藤根靖昊-
    注目を集めました11月30日のパウエルFRB議長の講演において、引き締めペースを緩めるのは「早ければ12月の会合になる」との発言が緩和的と受け止められたことから、同日のNYダウ平均は737ドルの大幅高となりました。10月の米雇用動態調査(30日)では非農業部門求人数は前月の改定値を35.3万件下回る1033.4万件となり、市場予測(1050万件)をやや下回っ...
  • 2022/11/29
    市場の楽観はFRB高官が牽制、経済指標悪化は株式市場にマイナスに -藤根靖昊-
    23日に公表されたFOMC議事録(11/1-2分)において、大多数の参加者が、近いうちに利上げペースを減速することが適切になる可能性が高い、と主張していたことが確認されました。それを受けて先週のNYダウ工業株は上昇しました。 しかしながら、週明けのNYダウは497ドルの下落となりました。その要因は3つ挙げられます。一つ目は、28日に暗号資産貸付業者の米ブロ...
  • 2022/11/22
    深度はまだ不明だが、年明けには企業業績の減速を織り込む局面も -藤根靖昊-
    15日に中国国家統計局が発表した10月の社会消費品小売総額は、前年同月比▲0.5%とマイナスでした。11月11日の「独身の日」のセールスも例年のような高揚感は見られませんでした。10月の工業生産は、前年同月比+5.0%と前月(+6.3%)から減速傾向。16日にQUICK・ファクトセットが発表した民間予想では22年の中国実質GDP成長率は3.3%に留まる見通し...
  • 2022/11/15
    利上げ到達点の不透明感が薄らぐ中で、業績悪化懸念に関心が強まる -藤根靖昊-
    注目を集めました米中間選挙(8日)は、従前予想においては共和党が圧勝する可能性も指摘されておりましたが、レッドウェーブが生じたとは言い難く、上院では民主党が多数派を維持する結果(12日)となりました。米国株市場においては、7日、8日と共和党勝利を見込んで株価は上昇しましたが、接戦が伝えられた9日には一転して大幅下落になりました。 しかしながら、10日発表の...
  • 2022/11/08
    中間選挙で共和党大勝なら一時的に株価は大幅高に -藤根靖昊-
    FOMC(1-2日)後の記者会見において、パウエル議長は「(23年中に4.6%とした9月会合での金利見通しについて)最近のデータを踏まえれば、最終的な金利はより高くなる」と述べ、利上げ停止の議論に関しても「かなり時期尚早だ」と言及しました。FRBの利上げペースの鈍化(の可能性)はあくまでも過去4回に及ぶ0.75%引き上げの効果を確かめることが目的であり、ター...
  • 2022/11/01
    米利上げペース鈍化は織り込みすぎか!? -藤根靖昊-
    10月21日にウォールストリート・ジャーナル紙が「12月のFOMCでの利上げ幅の縮小を11月(1-2日)のFOMCで検討するだろう」との観測を報じました。これを端緒にダウ工業株は28日まで6営業日連続で上昇しました。この間の上昇幅は2,528ドルにも及んでいます。この観測記事以外にも利上げ鈍化への期待を強めたのは、1)26日にカナダ銀行が前回の0.75%から...
  • 2022/10/18
    トンデモ予想:米中間選挙で民主党が大敗すればウクライナ停戦協議へ -藤根靖昊-
    先週は週初めからマーケットには弱気が漂っていました。ご意見番とされるJPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOのネガティブ・シナリオもその一つです。「S&P500種がさらに2割の価値を失っても驚きではない」、「米景気後退が今から6~9か月後に生じる」という内容でした。ロシアによるウクライナのインフラへのミサイル攻撃の継続やバイデン政権の中国へ...
  • 2022/10/11
    来期減益の織り込みが始まる -藤根靖昊-
    先週の米国株式市場は、週初めはISM製造業景況指数(3日:9月分)が予想外に低下したことや、雇用動態調査(4日:8月分)において非農業部門の求人件数が下方修正された7月分よりも111.7万件減少したことを受けて、金利引き締めへの警戒が後退し大幅な上昇となりました。 しかし、OPECプラスの会合(5日)に11月に日量200万バレルの減産を行うことが決定したこ...
  • 2022/10/04
    反発局面では『利食い千人力』を心掛けよ -藤根靖昊-
    先週は、英政府の大規模減税策発表を受け、インフレ懸念が高まり、英ポンド急落から金融市場に危機感が広がりました(26日)。英イングランド銀行が超長期国債を無制限に買い入れると発表(28日)したことから危機的状況は回避されましたが、インフレ懸念と金利上昇見通しの市場センチメントは変わらずに週末(30日)も大幅な株価下落が続きました。 経済指標も9月のユーロ圏消...
  • 2022/09/27
    リターンリバーサルは期待外れなほど小さい可能性 -藤根靖昊-
    FOMC(20-21日)の結果は、利上げ幅は0.75%と市場の予想通りでしたが、政策金利見通しは市場の想定を大きく超える利上げ継続を示唆する内容でした。22年末の政策金利見通しは4.4%(前回6月は3.4%)にも達し、11月の次回会合で0.75%、12月に0.5%の利上げが予見されます。23年末の政策金利見通しは4.6%(前回3.8%)でしたが、市場では5%...
  • 2022/09/20
    FOMC通過で底打ちも、上昇相場の賞味期限は期間限定 -藤根靖昊-
    13日発表の米消費者物価指数(CPI・8月)の伸びが市場予想を上回ったことを切っ掛けに、FRBの金融引き締め姿勢に対する市場の見方が“タカ派”的に傾いたことによって米国株式市場は下落しました。8月のCPIは、前年同月比+8.3%と7月(+8.5%)よりは若干低下しましたが、市場予想(+8.1%)を上回りました。特にコアCPI(食品とエネルギーを除く)が7月の...
  • 2022/09/13
    0.75%は織り込み済みに、目先日本株は好材料豊富  -藤根靖昊-
    8月26日のジャクソンホールにおけるパウエルFRB議長の講演を機に、9月のFOMC(20-21日)での0.75%の利上げ見通しを市場は急速に織り込んでいます。6日にオーストラリアが0.5%、7日にカナダが0.75%、8日にECBが0.75%の利上げを発表しましたが、利上げに逆行するように2日(終値)から12日までの5営業日でダウ工業株30種平均は1062.9...
TIW マガジン「投資の眼」TOPへ戻る