人類最大の祭典、オリンピック。いまブラジルでは連日、アスリート達によって熱戦が繰り広げられています。オリンピックの為に必死で励んできた選手が一生懸命戦う姿を見ると、自然と応援にも力が入ります。時差でテレビ中継が深夜になるので、寝不足になる人も多いでしょう。

競泳は、ロケットスタートを切りました。400m個人メドレーでは、萩野公介選手が金メダル、瀬戸大也選手が銅メダル。競泳で２人同時のメダル獲得は、1956年メルボルン五輪以来60年ぶりの快挙です。さらに、男子800mリレーでは銅メダルを獲得。この種目のメダル獲得は、1964年東京五輪以来52年ぶりの快挙です。200mバタフライでは、坂井聖人選手が銀メダルに輝きました。私は水泳でジュニアオリンピックに出た経験があるので、応援には特に力が入ります。

日本のお家芸柔道では、73kg級の大野将平選手が、男子柔道に２大会ぶりの金メダルをもたらしました。準決勝、決勝ともに、綺麗な一本勝ちで勝利を収め、見ている方も気分爽快です。タックル技が横行している世界のJUDOに対し、日本の柔道ここにありと見せ付けてくれました。

最も感動したのは、何と言っても男子体操の団体です。予選での失敗を物ともせず、決勝では会心の演技を連発してくれました。圧巻だったのは男子体操の新星、白井健三選手です。団体メンバーで唯一の五輪初出場ながら、異次元の演技で他を寄せ付けない高得点を叩き出しました。さらに、個人総合では内村航平選手が大会２連覇。最終種目の鉄棒で完璧な演技を決め、大逆転で手繰り寄せた金メダルでした。

これからも熱い戦いが続くオリンピック。まだしばらく寝不足の夜が続きそうです。

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