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栄養学的なダイエットについて -食太郎-

2012年04月06日

突然ですが、ダイエットについて語ってみようかと思います。
まず、ダイエットのイメージとは、食事による減量と運動による減量を行うことであり、長期戦を根性でこなしつつ、如何に長く続けていくこと、になると思いますが、
現実に方法論については、其処かしこに自分理論が溢れかえっている状況なので、この際、ある程度科学的に論じてみたいと思います(計算できるダイエットって、良いと思いませんんか?)。先ずは食事についてですが、この辺りについては健康食品的な流行があり(バナナダイエットとか、納豆ダイエットとか有りましたね)、又以前まことしやかに言われていた、”米”を食べると太るといった都市伝説の様な理論や、はたまた”肉”だけを食べると痩せるというダイエットが現実に職業的なアスリート達にも支持されてきました。
因みに、後者の理由ですが、肉類には脂肪を燃やす”L−カルニチン”という物質がある事が根拠だそうです。しかし、一方で肉類自身にも当然脂肪分は含まれているわけですから、日々大量になるべく脂肪分の無い肉類を取っていく(ササミ肉だけとか)、という流れになり、かつ肉類だけを過剰に取ることが要求されます。
個人的には、これらの方法は一部の特異的な人々だけが可能なだけなのでは、と考えている次第です。
さて、近年、これらのかなり無茶な理論(?)が見直され(酷いのになると食事自体を抜く方法があります)、現在では如何にバランスの取れた食事を取れるか、というコンセプトを基に”食事バランス”が見直されることになりました
(厚生省食事バランスガイド http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou-syokuji.html )。


端的に内容を紹介いたしますと、食事バランスには割合(比率)が存在し、現在”食事バランスこま”というコンセプトの基、お米だけでなく、勿論肉類だけでなく、野菜も取り入れつつ、乳製品や果物類までバランス良く取る事が求められる様になりました(筆者がかつて、”肉だけダイエット”を薦められた頃と比べると健康的になったものです)。
次に、運動によるダイエットに関してですが、実際のところ、脂肪1キロの燃焼は、運動消費量として実に7,200キロカロリーを要します(脂肪1g9キロ×1,000×0.8←脂肪は20%の水を含むそうです)。そして、1時間のジョギングは精々300キロカロリー前後しか消費できないという事で、結局”1カ月に1?2キロしか落とせない”というのは、数字上当然ということになります。

あくまで自論としての結論ですが、バランスよく食事を取り、かつ総カロリーを徐々に減らしながら、少しずつ運動(毎日できるウォーキング等)を続ければ、ゆっくりですが、確実に痩せていくハズかと考えられます。
以上、説明可能なダイエット方法でした。

Written by 食太郎

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