昨年1月に我が家は地上デジタル放送（地デジ）化しましたが、同時にスカパー！にも加入しました。かれこれもう1年経つ訳ですが、テレビ視聴生活が大きく変わったと感じています。

先ず、スカパー！に加入したことで地デジのテレビ番組をあまり見なくなりました。見るのはニュース番組くらい。それまではお笑い番組をよく見ていました。しかし、スカパー！では昔放送していた番組が沢山放送されます。こちらの番組を見るのが楽しみで、相対的に地デジの番組を見なくなってしまったのです。

そう考えると、今後は地デジの番組で高視聴率を出すのは難しくなってくるのかなと感じています。

ビデオリサーチ調べで2010年の高視聴率番組を調べてみると、視聴率が30％を超えているのは、NHKの紅白歌合戦を除けば全てスポーツ番組。ワールドカップの日本戦と、オリンピックのみでした。しかし、これらは4年に1度しかありません。紅白歌合戦も年に1度。多チャンネル時代突入で、30％超が非常に難しくなっていることが伺えます。

昨年1年間は、新番組を見ることがあまりありませんでした。決して見る気がない訳ではないのですが、見たいと思う番組があまりなかったのです。むしろ、昔の番組を見ている方が効用が高かったのです。視聴者にとって、多チャンネル化で視聴の選択肢が拡がって来たのは嬉しい限りですが、誰もが見たくなるような新番組も視聴者が求めていることもまた事実。新しい番組の出現に期待したい今日この頃です。

Written by White