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韓国の後塵を拝す?JAPAN。頑張れNIPPON!−Knight King−

2010年04月16日

中国のみならず、最近は韓国にも猛追、いや既にいくつかの分野では追越された感もある日本。とてもじゃないが、日本はアジアの盟主であるなどと、安閑とはしてはいられない状況である。

2003年にNHK-BSで放送されたドラマ「冬のソナタ」が火付け役となり、韓流ブームが巻き起こった。一時期に比べれば、現在はやや影を潜めた感はあるものの、BS放送でのドラマは、韓国一色と言っても過言ではない状況だ。日韓友好に一役買っている面もあり、大いに歓迎すべきことではあるが。

その韓国を代表するサムスングループの中核企業であるサムスン電子は、薄型テレビ、液晶パネル、PDP、半導体(DRAM、フラッシュメモリ)、携帯電話、デジタルカメラ、ビデオカメラ、液晶ディスプレイ、プリンター、ハードディスク、SSD(半導体記憶素子であるフラッシュメモリを使用した記憶装置の1種)、有機EL、白物家電、ホームシアターなどで世界的に高シェアを誇っており、今や日本のエレクトロニクスメーカーは、終始圧倒される状況が続いている。
IPO(新規株式公開)についても、2010年の新規公開社数の見通しは、日本は30?40社(09年19社)に対し、韓国は70社程度(同66社)と言われ、しかも資金調達額は過去最高に達すると見られている。
鉱工業生産についても、回復度という点では、韓国に遅れをとっている。

スポーツにしても、昨春に開催されたWBC(野球)では、辛くも韓国を破り優勝したものの、既に日韓トップレベルの選手間の実力差は無いに等しい。
そしてバンクーバー冬季五輪。獲得したメダル数は、日本は銀3個、銅2個に対し、韓国は金6個、銀6個、銅2個。派遣した選手は日本94名、韓国45名。人口比で見れば派遣選手数は見合いであるが、メダル獲得数ではかなり差のついた結果となった。韓国の選択と集中戦略が奏功したとも言えるが(その後の真央ちゃんのフィギュア世界選手権で2回目の優勝という偉業も、今回に限って言えば、色あせて見えてしまう)。
6月には、南アフリカでW杯サッカーが開催される。日本代表岡田監督の「ベスト4を目指す」は、大幅下方修正必至であるが、せめて韓国を驚かす程のJapan-Blue旋風を巻き起こし、アジア代表としてのNipponここにありを、誇示してもらいたいものである。


Written by  Knight  King

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