全世界およそ67億の人口のうち10億人以上が現在飢えているのは何故か？実際は地球の全人口どころか100億人以上の人々を十分食べさせるだけの食料があると指摘する識者もいる。恐らくその配分に問題があるのだろう。強欲資本主義の弊害は近年加速度的に明らかになりつつある。米国だけでなく、日本をはじめ至る所で貧困化が進み、社会の閉塞感が高まっている。冒頭の問いに対するヒントを筆者が最近見た映画”Capitalism”（マイケル・ムーア監督）で垣間見た気がする。米国サブプライムローン問題に端を発する金融危機のマイナス影響ばかり伝えられてきたが、個人的にはスーパーpositiveに捉えている。さすがに、何かがおかしいと気づき始めた人々が増えたと思えるからだ。

また、話は変わるが、世の中にはあまり広まって欲しくない、すごい技術が既に発明されているそうだ。いわゆるフリーエネルギーとか呼ばれている類のもので（もちろん、この手の話には怪しいものも多く含まれているが）、これが実用化すれば既存の石油・エネルギー業界などの巨大勢力/利権が致命的な打撃を被るので、表に出ないように握り潰されているらしい（もちろん真相は闇の中だ）。しかし、インターネットの普及は世の中の理不尽さを徐々に暴きだしているといえよう。例えば、９．１１の自作自演説はネットの世界ではもはや常識となっている。ネットの中では民衆の口にフタはできない。真実を追求しようと懸命に努力する人には時として身の危険もふりかかる。市民の声は最初は小さくても、後には大きな社会意識の変革のうねりともなりうる。言葉だけでなく真の意味で素晴らしい社会を実現する為に頑張っている草の根の活動を陰ながら応援したい。
As above, so below. As within, so without.

Written by　 A2Z