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グリーンデバイス2009見学 -展示会好き-

2009年10月30日

2Q決算説明会の空き時間にFPD展&グリーンデバイス展2009を見学してきた。今回は3Dテクノロジー、LED照明、FPD部材と見たいものが多かったため、是非とも時間を見つけて見学をしようと思っていた。いつもは近くのコインロッカーなどに荷物を預け、隅々まで見学するが、電車内の様子からも人数が少ないと予想された。先般、東京モーターショーでも海外メーカーの参加が少ないなどと寂しい報道がされていたので、こちらも寂しいかと思いながら、直行した。実際会場はやや空いていると感じた(時間と曜日の関係かもしれない)。

まず、驚いたのは周辺で話をしている人のかなりが韓国語と中国語であること。日本人は静かにしているのかもしれないが、会話の多くが両言語であった。会場奥にはAUO、サムスン、LGディスプレイ、GHIMEIと横並びでブースが設けられており、人山が築かれていた。FPDに関しては、韓国、台湾にかなりの勢いを感じる。それらブースを一通り見た後FPD材料の開発品を中心にどの場所で使用されて、どのような利点があるのかを聞いて回った。今後も液晶の時代が続くのだろうか、パネルの部材減少のための製品と性能向上の材料が目立っていた。

その後LED照明を中心に見学した。実際LED照明を使用している光を見たことがあるが、その時は直視できないぐらい光源が強いものであった。それは現在電気量販店に販売されているよりも以前の製品で人づてに貰ったものらしい。その印象が強いために、どの程度改善されているのだろうと東芝やフィリップスエレクトロニクスなどをみた。色調も様々可能のようであり、想像していた以上に優しい光が多い。また、デザイン性も高い。「使用年数が長いようですが、ほこりが気になる人多いのではありません?」と聞いてみたが、普段掃除の時に拭くでしょと言わんばかりのつれない回答だった。そんなことを考える人はいないのかも知れない。ただ製品を見ながら実際店頭で買う必要がある場合、隣に数百円の従来の電球、隣に5,000円前後のLED電球の場合、買うかと自問自答。反エコかなあと思いつつも、現時点では購入しない可能性が高いと思った。しばらくは、店舗やインテリア系での使用が増え、欧州のように規制として段階的に白球全廃のロードマップが示されないと日本の一般家庭には深く浸透しないのではないかと思う。
このような展示会は興味のある場合、その場で製品が見ることができ、さらに質問することができる。かなりの確率で頓珍漢な質問もしているのだろうが、比較的親切に答えてくれて楽しいものである。

Written by  展示会好き

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