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TIW Cafe

江戸っ子気分で -小江戸桜-

2009年09月18日

先月、引越しをしました。いわゆる下町で、以前からぼんやり住んでみたいなと思っていた辺りなので、近所の商店街はいくつか老舗も残っていたりして、散歩をすると楽しいです。が、近くに大きな通りがあり、大型トラックが通るたびに部屋が揺れる!初日は地震かと勘違い…。
周囲は日曜休業のお店が多く、またオフィス街でもあるので休日は静かです(少しさびしい)。逆に平日の夜は、一杯飲んで帰るサラリーマンの陽気な声が聞こえてくることもあります。

この街の昔はどんなだったのだろうと江戸時代の地図と現在の地図を見比べてみました。私の住んでいるところはおおよそ、何とかの守の住居…付近の…川、だったようです。のちに埋め立てられたのでしょう。

埋め立て地というと、会社近くのお店でもらった『かんだ』という季刊誌で興味深い文章を読みました(TIWオフィスは神保町にあります)。その中のコラムで、田町駅周辺のことが書かれていました。明治初期に埋め立てられるまで、田町周辺は漁師が多く住む海の町だったそうです。落語「芝浜」の舞台であることを思い出すと、少しなるほどと思うけれど、それでも今の様子からは全く想像できない事実に驚きです。

人も、今までと違った一面を知って驚くことがありますよね。海外旅行に行ったら彼氏が頼りなくてがっかりした!など、よくあるエピソードでしょう。良くも悪くも、その人の普段見られない一面が見られるのが旅行の醍醐味でもあるかも知れません。
数年前、母と妹と東京ディズニーランドに行ったときのことです。入場してすぐ、ピノキオや七人の小人さんに会ったのですが、普段何かと遠慮しいで腰の重い母が(ディズニーランドに来るのにもしつこく誘って半ば強引に連れてきたというのに)、私達の先頭に立ち、写真を撮ってもらう順番をはやる様子で待っています。母も例外でなく、魔法がかかったのでしょう。

さて、明日から連休ということで、旅行に出かける方も多いと思います。
私は友人と伊勢参りを計画しましたが、行動開始が遅く宿がとれずに延期しました。いつか行きたや。予定変更で、シルバーウィークの呼び名の通り(?)、帰省して祖母と実家の老犬に会ってこようと思っています。

次回この連休パターンになるのは、2015年だそうです。
お休みでない人もいらっしゃると思います。
どちらにしても事故のないように、お互い安全第一で行きましょう!

Written by 小江戸桜

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