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TIW Cafe

久しぶりに懐かしい曲を聴いて -Sgt Pepper-

2008年05月30日

先日久しぶりに井上陽水の昔のアルバムを聴いてみた。フォークソング全盛だった1970年代、筆者が中学時代(年齢がばれてしまうが)に感動した曲の詰まった「氷の世界」「断絶」「センチメンタル」の3大アルバムは、ビートルズの「Abbey Road」やジョンレノンの「Imagine」に匹敵する程の名盤であると筆者は勝手に思っている。陽水もその後は曲調も随分変化しているが、初期の頃の曲は、まだ大人になる前の筆者の人生観、世界観、自分についていろいろ考えさせられるテーマを歌っており、非常にインパクトがあった。
当時は他にもかぐや姫や風などフォーク・ブーム(松山千春や長渕剛はもう少し後)で、ギターを持って歌う姿にあこがれてギターの世界に入った若者は筆者だけではないだろう。余談になるが、当時筆者の住んでいた九州の県庁所在地でもない田舎の都市でグレープ(さだまさしの独立前)のコンサートが開かれた。私は行きたくても行けなかったが、部の先輩が行って録音したテープがその後出回って、必死に聞いていた記憶がある(今だったらYou Tubeでもっと簡単に見れただろう)。

最近では、忙しさのせいか、新たなものを受け入れる能力が減退してきたのか、それ程魅力的な曲が見つからないのか、理由はよくわからないが、新しい曲を聴くことが少なくなった。もっぱら、趣味の延長から村治佳織やアンドリューヨークなどのギター曲などをよく聴いている。「傘がない」の歌ではないが、相変わらずニュースでは暗い話題が多い。だからこそ、魂にしみいるようないい曲を聴いてリフレッシュすることは大切なことではないかと考える今日この頃である。

Written by Sgt Pepper

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