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アナリストコラム一覧
アナリストの知識や経済・業界動向、活動の中で感じた問題意識など幅広い視野でとらえた情報を不定期に『
アナリストコラム
』を通じてお客様にお届けいたします。
2022/11/22
深度はまだ不明だが、年明けには企業業績の減速を織り込む局面も -藤根靖昊-
15日に中国国家統計局が発表した10月の社会消費品小売総額は、前年同月比▲0.5%とマイナスでした。11月11日の「独身の日」のセールスも例年のような高揚感は見られませんでした。10月の工業生産は、前年同月比+5.0%と前月(+6.3%)から減速傾向。16日にQUICK・ファクトセットが発表した民間予想では22年の中国実質GDP成長率は3.3%に留まる見通し...
2022/11/15
利上げ到達点の不透明感が薄らぐ中で、業績悪化懸念に関心が強まる -藤根靖昊-
注目を集めました米中間選挙(8日)は、従前予想においては共和党が圧勝する可能性も指摘されておりましたが、レッドウェーブが生じたとは言い難く、上院では民主党が多数派を維持する結果(12日)となりました。米国株市場においては、7日、8日と共和党勝利を見込んで株価は上昇しましたが、接戦が伝えられた9日には一転して大幅下落になりました。 しかしながら、10日発表の...
2022/11/08
中間選挙で共和党大勝なら一時的に株価は大幅高に -藤根靖昊-
FOMC(1-2日)後の記者会見において、パウエル議長は「(23年中に4.6%とした9月会合での金利見通しについて)最近のデータを踏まえれば、最終的な金利はより高くなる」と述べ、利上げ停止の議論に関しても「かなり時期尚早だ」と言及しました。FRBの利上げペースの鈍化(の可能性)はあくまでも過去4回に及ぶ0.75%引き上げの効果を確かめることが目的であり、ター...
2022/11/01
米利上げペース鈍化は織り込みすぎか!? -藤根靖昊-
10月21日にウォールストリート・ジャーナル紙が「12月のFOMCでの利上げ幅の縮小を11月(1-2日)のFOMCで検討するだろう」との観測を報じました。これを端緒にダウ工業株は28日まで6営業日連続で上昇しました。この間の上昇幅は2,528ドルにも及んでいます。この観測記事以外にも利上げ鈍化への期待を強めたのは、1)26日にカナダ銀行が前回の0.75%から...
2022/10/18
トンデモ予想:米中間選挙で民主党が大敗すればウクライナ停戦協議へ -藤根靖昊-
先週は週初めからマーケットには弱気が漂っていました。ご意見番とされるJPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOのネガティブ・シナリオもその一つです。「S&P500種がさらに2割の価値を失っても驚きではない」、「米景気後退が今から6~9か月後に生じる」という内容でした。ロシアによるウクライナのインフラへのミサイル攻撃の継続やバイデン政権の中国へ...
2022/10/11
来期減益の織り込みが始まる -藤根靖昊-
先週の米国株式市場は、週初めはISM製造業景況指数(3日:9月分)が予想外に低下したことや、雇用動態調査(4日:8月分)において非農業部門の求人件数が下方修正された7月分よりも111.7万件減少したことを受けて、金利引き締めへの警戒が後退し大幅な上昇となりました。 しかし、OPECプラスの会合(5日)に11月に日量200万バレルの減産を行うことが決定したこ...
2022/10/04
反発局面では『利食い千人力』を心掛けよ -藤根靖昊-
先週は、英政府の大規模減税策発表を受け、インフレ懸念が高まり、英ポンド急落から金融市場に危機感が広がりました(26日)。英イングランド銀行が超長期国債を無制限に買い入れると発表(28日)したことから危機的状況は回避されましたが、インフレ懸念と金利上昇見通しの市場センチメントは変わらずに週末(30日)も大幅な株価下落が続きました。 経済指標も9月のユーロ圏消...
2022/09/27
リターンリバーサルは期待外れなほど小さい可能性 -藤根靖昊-
FOMC(20-21日)の結果は、利上げ幅は0.75%と市場の予想通りでしたが、政策金利見通しは市場の想定を大きく超える利上げ継続を示唆する内容でした。22年末の政策金利見通しは4.4%(前回6月は3.4%)にも達し、11月の次回会合で0.75%、12月に0.5%の利上げが予見されます。23年末の政策金利見通しは4.6%(前回3.8%)でしたが、市場では5%...
2022/09/20
FOMC通過で底打ちも、上昇相場の賞味期限は期間限定 -藤根靖昊-
13日発表の米消費者物価指数(CPI・8月)の伸びが市場予想を上回ったことを切っ掛けに、FRBの金融引き締め姿勢に対する市場の見方が“タカ派”的に傾いたことによって米国株式市場は下落しました。8月のCPIは、前年同月比+8.3%と7月(+8.5%)よりは若干低下しましたが、市場予想(+8.1%)を上回りました。特にコアCPI(食品とエネルギーを除く)が7月の...
2022/09/13
0.75%は織り込み済みに、目先日本株は好材料豊富 -藤根靖昊-
8月26日のジャクソンホールにおけるパウエルFRB議長の講演を機に、9月のFOMC(20-21日)での0.75%の利上げ見通しを市場は急速に織り込んでいます。6日にオーストラリアが0.5%、7日にカナダが0.75%、8日にECBが0.75%の利上げを発表しましたが、利上げに逆行するように2日(終値)から12日までの5営業日でダウ工業株30種平均は1062.9...
2022/09/06
主要中央銀行の利上げラッシュから、FOMC通過までは下押し圧力の強い展開が続く -藤根靖昊-
先週も米国株式市場には利上げに対する懸念による暗雲が立ち込めていました。 30日発表の7月の雇用動態調査(JOLTS)では非農業部門の求人件数が1123.9万件と、34.2万件が上方修正された前月データから19.9万件増加しました(市場予測は1030万件)。求人件数は失業者の2倍を上回る水準にあり、労働需給は依然として逼迫感が残ります。同日発表のコンファレ...
2022/08/30
9月FOMCでは利上げ幅よりドットチャートに注目 -藤根靖昊-
注目された26日のジャクソンホール会議におけるパウエル議長の講演は8分間の短いメッセージに“楽観論”への牽制が込められた内容でした。「物価の安定を回復するには引き締め的な政策姿勢をしばらく維持する必要がありそうだ」、「歴史は金融緩和を強く戒めている」、と。しかし、一方で「ある時点で利上げペースを緩めることが適切となる可能性がある」とも述べており、全体としては...
2022/08/23
9月FOMCで0.75%利上げを織り込む展開も、利上げにより転換点を迎える -藤根靖昊-
先週も米経済の減速を裏付ける経済指標の発表が多かったようです。7月の米住宅着工件数(16日)は前月の改定値から▲9.6%減となり1年5カ月ぶりの低水準を記録しました。7月の米小売売上高(17日)は市場予想(+0.1%)を下回り前月比横ばいにとどまりました。週次の住宅ローン申請件数(17日:12日までの1週間・総合指数)は2000年以来の低水準を記録したようで...
2022/08/16
株式市場は経済減速よりも金利低下をポジティブと見るのか? -藤根靖昊-
10日発表の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比+8.5%と6月(+9.1%)から低下するとともに市場予想(+8.7%)も下回りました。11日発表の米卸売物価指数(PPI)もまた季節調整済み前月比で▲0.5%となりプラスを見込んでいた市場予想(+0.2%)を大きく下回りました。また、全米自動車協会が発表した11日時点のガソリン価格(全米平均)は3.99ドル...
2022/08/09
米利上げに対する緩和的見方は後退 -藤根靖昊-
ペロシ米下院議長の訪台による瞬間的な緊迫状態から市場は回復しつつあるようです。しかしながら、台湾周辺の緊張は以前よりも確実に増したことはリスク量の増加として認識しておく必要があると考えます。 3日発表の米ISM非製造業景況指数(7月)は低下を見込んでいた市場予想に反して56.7と前月比1.4ポイントのプラスとなりました。さらに5日発表の米雇用統計(7月)に...
2022/08/02
ペロシ訪台から市場緊迫、中国不動産問題も深刻化 -藤根靖昊-
7月26-27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)において、事前の市場予想通り0.75%の利上げが行われました。パウエル議長が「金融政策のスタンスがさらに引き締まるにつれて、引き上げペースを緩めることが適切になる可能性が高い」と述べたことから、市場では引き上げペースが緩やかになるとの見通しが強まり、27~29日の3日間合計でダウ平均は1,083ドルの大幅上昇...
2022/07/29
中国経済の失速はリスクと同時にチャンスかも –客員エコノミスト -塚崎公義 –
■中国経済が失速するリスクが懸念される ■中国経済が失速すれば対中輸出減少などの悪影響 ■中国経済が失速すれば資源価格が安定 ■世界的なインフレ懸念の後退は金融市場にもプラス ■長期的なメリットも大きいかも (本文) ■中国経済が失速するリスクが懸念される 中国経済が失速するリスクが懸念されている。筆者が注目しているのは、不動産バブルの崩壊、新...
2022/07/12
美しい国・日本の終わり -藤根靖昊-
経済指標の悪化を受けて米長期金利(10年国債利回り)は6日に2.74%まで低下しました。6日に公表されたFOMC議事要旨において利上げに強い姿勢を滲ませる内容でしたが、景気後退よりもインフレの悪影響をFRBが優先することで金利上昇に歯止めがかかったと市場では捉えられたようです。先週の米国株式市場においては金利に対して敏感なハイテク株の上昇が目立ち、ナスダック...
2022/07/05
米金利低下による買戻しは一時的とみる -藤根靖昊-
先週発表された米国経済指標はいずれも景気減速を示す内容であったことから、株価下落が進みましたが、週末にかけて米長期金利が大幅に低下したことから株の買戻しが生じています。 先週の主な発表は次の通りです。 6月28日発表のコンファレンスボード消費者信頼感指数(6月)は98.7と前月比▲4.5ポイント低下、6カ月先を見通す「期待指数」は▲7.3ポイント減の66...
2022/06/28
インフレと景気減速の狭間で株価は揺れる -藤根靖昊-
27日に主要7カ国首脳会議(G7サミット)において、ロシア産石油の価格に上限を設ける制裁の導入で合意しました。欧米が行ったロシア産石油の輸入停止処置は、原油高を引き起こし、中国・インドや新興国が購入を止めなかったことからロシアへの制裁効果は限定的なものに留まりました。中国の5月の原油輸入量はロシア産が最大となっています。 今回の制裁はロシアの戦費調達を遮断...
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